神様がくれた奇跡…☆ in Yellowknife


私は今、


マイナス28℃の世界の真ん中に


ぽつんと立っている。



周りを見渡せば


私たちを360℃取り囲む白銀の世界。


私たちは今湖の上に立っているのだ。


それでも大地はそんなことを全く感じさせないほど、


氷はしっかりと根を張り、


私たちを支えてくれている。



ドーム状に広がるあまりにも壮大な星空、


こぼれ落ちるような星の数々。


月の光は明るく、


私たちの影をくっきりと映し出す。


普段こんなにも月が明るいと感じたことがあったかな?




星、


月、


そして、


真っ暗な世界に空を見上げてたたずむ私たち...


それ以外にこの空間には何も存在しない。


そう、


私たちは間違いなく自然の一部だ。


ここにいれば、


私は何者でもないということに気づかされるんだ。





そんなことに思いを馳せていると、


ある一瞬を境にして


空は次々にその様を変化させていく。


まさに空全体が一斉に動き出したかのように、


刻一刻と変化し始める。


うすーい雲のような膜が空にゆっくりと現れ始め、


そう、


それは天の川のように繊細で、


とても美しい姿をしていた。


ミルキーウェイ...


そんな言葉がまさにぴったりだった。




霧?


幻…?


これはいったい何なんだ?


と思いを巡らせているのもつかの間、


そんな繊細な姿から、


まるで生きているかのように


毎秒ごとにその様を変化させていく。


波が寄せては返すように、


空全体がうねるように動き始める。




そして...



ついに空一面に現れたオーロラ...


それはその間も絶え間なく動き続け、


言葉で例えて言うなら


まるで


龍が縦横無尽に天を舞うようでもあり、



羽を広げ、


天高く飛び立つペガサスのようでもあった…☆




そしてそれは想像以上のスピードで、


どんどん姿を次から次へと変化させていく。


私は息を呑んだ。


この世のものとは思えない美しさ...


一瞬にしてその世界に引き込まれた。


この世の神秘


空から降り注ぐ光


真っ暗な空に鮮やかに映える美しい色とりどりのカーテン


そこに流れる一本の流れ星...





私はその時全てを見た。


でもそれはほんの数秒間の出来事…


現れてはまた消え、


その後の余韻だけが


夜空にしーんと残っていく。


ずーっとかみしめていたかった…


ずーっとずーっと。




なんとも愛おしく尊い時間...


二度と同じ姿のオーロラには出会えない。


そして次はいつ出逢えるかもわからない。


唯一無二の壮大な宇宙のスペクタクル。


旦那さんは私の横で、


「神様がくれた奇跡だね」


と言った。


ほんとその通りだと思った。


まさに自然が生み出した最高の芸術。


アトラクション。


その日に出会えるかもわからない。


出会えても、また次いつ顔を出すかもわからない。


だからこそのドキドキとワクワクと、


なんとも言えない緊張感。


決まった時間に演出されるものとは違う。


全ての条件が整った時にだけ私たちはそれを目にすることができる。


それはまさに、


自然が生み出した奇跡そのものだった…





目を閉じればいつでもそこに蘇る。


でも、


同じ姿は二度と見ることはできない。


それは私たちの人生と一緒だと思った。


日々移り変わってく。


だからこそ、


全ての一瞬一瞬が尊いのだろう。


私は心から感謝した。


全てを


ここに至るまでの道のりを…


嬉しかった。


ここに私を連れてくることができたこと。


あの時苦しい思いをしたおかげで、


仕事を辞め、


今ここに立っていられること。




「ありがとう…」


ありきたりだけど、


やっぱりこの言葉しか出てこない。


そしてもちろんこれからも、


たくさんのまだ見ぬ世界を旦那さんと一緒に見ていきたい。


そんなことを改めて思った、


初めてオーロラに出会えた夜の出来事…☆



(うっすらピンクが入っていて、なんだか嬉しかった♡)







今日もありがとうございました。




この情報があなたの夢のライフスタイルへ向けての

大きな一歩となりますように…☆



ハッピーライフコーディネーターのAkkyでした♡

ありがとう♡大好きです


Akky








Cafe☆Kirakira

世界中どこにいても あなたのいる場所が あなたの大好きな場所になる...

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